【おススメタイプ】
胃に水分がたまってポチャポチャいって、嘔吐がある人。
【特徴】
吐き気を抑え、水分代謝を改善します。
【効果】
体力中等度の次の諸症:妊娠嘔吐(つわり)、そのほかの諸病の嘔吐(急性胃腸炎、湿性胸膜炎、水腫性脚気、蓄膿症)
【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時に服用する。
【成分】
半夏(ハンゲ)生姜(ショウキョウ)茯苓(ブクリョウ)
【アドバイス】
冷飲食は控えましょう。
【現場からの意見】
胃に水がたまって、吐き気がする人に用いられる水毒を改善する漢方薬です。
胸のつかえ感、めまい、動悸など伴うことも多いです。
妊婦のつわりや乗り物酔いの嘔吐などにも用いられます。
水分代謝を改善して嘔吐など改善する漢方薬ではその他に、「五苓散(ごれいさん)」がありますが、「五苓散(ごれいさん)」のタイプは、嘔吐して水を飲みたがるタイプです。
口渇が強めです。一気に多量に吐きます。
一方、「小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)」のタイプは、嘔吐しますが、水は飲みたがらないタイプです。
胃に水が入るとすぐに吐きたくなります。
吐き方も少量ずつ何回も吐き、悪心が残りやすいです。