【おススメタイプ】
体力が低下し、水分代謝が悪くなっている方。
【特徴】
水分代謝を改善し、体内に停滞した水分を取り除きます。
【効果】
顔色がさえず、咳をともなう呼吸困難があり、心臓下部に緊張圧重感があるものの心臓、あるいは、腎臓にもとづく疾患、浮腫、心臓性喘息。
【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時に服用する。
【成分】
防己(ボウイ)石膏(セッコウ)桂皮(ケイヒ)人参(ニンジン)
【アドバイス】
冷飲食は控えましょう。
【現場からの意見】
現場での処方はほとんど見かけません。漢方薬局の経験からは、下半身の浮腫に良く効くイメージがあります。
この漢方薬が合う方は、体力が低下され、水分代謝が悪くなっていて、胸が詰まった感じで息苦しく感じます。
呼吸がしにくかったり、横になるより、座った方が呼吸が楽となったりします。
また、水分が滞っているため、尿量減少、口渇、冷え症なども併発されていることも多いです。
ただ、あまりに、体力が無い方には、エネルギーの消耗に配慮し用いません。
他の処方の現場では、心臓または腎臓疾患で心臓不全を伴い心臓喘息を起したときに使われることもあるようです。