温清飲の効能につての基礎知識

温清飲

【おススメタイプ】
皮膚が乾燥傾向で、黒褐色、黄褐色。慢性的な皮膚掻痒症、湿疹その他の皮膚疾患の方。その他、出血傾向、高血圧、神経症の方など。

【特徴】
ホルモンバランスを整え、血や潤いを増やし、止血作用、のぼせや手足のほてりをとる作用があります。

【効果 】
皮膚の色つやが悪く、のぼせるものに用いる:月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症

【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時に服用する。

【成分】
当帰(トウキ)川きゅう(センキュウ)芍薬(シャクヤク)地黄(ジオウ)黄ごん(オウゴン)黄柏(オウバク)黄連(オウレン)山梔子(サンシシ)

【アドバイス 辛い物などの刺激物は控えましょう。

【現場からの意見】
うんせいいん】

現場での処方はあまり見かけません。血を増やし乾燥を潤してくれる四物湯と、体内にこもった熱を冷まし炎症を抑える黄連解毒湯の合わさったものです。

湿疹や皮膚炎では、患部が乾燥、赤み、灼熱感、痒みが強い、粉がふくなどの特徴があり、分泌液はないタイプです。(消風散は分泌液出てるタイプにも使用)

また、止血効果があるので、生理で出血が多すぎる場合や、出血便、胃腸の潰瘍出血などにも使われます。

このよう出血が多い時は、貧血傾向になりやすいのですが、この漢方薬には血を増やす効果もあるので適しています。

さらに、ホルモンバランスも整える作用で、精神不安や苛立ちも抑えてくれます。

ただ、食欲不振や下痢などの胃腸症状があるときは用いません。

ポイントは、全体として四物湯の温める力より、黄連解毒湯の冷やす力のほうが強い漢方薬なので、冷やす漢方薬となります。

なので、熱感が無いタイプの方(冷えてる方など)が使用すると症状を悪化させる恐れがあるので注意が必要です。

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