当帰四逆加呉茱萸生姜湯の効能について

当帰四逆加呉茱萸生姜湯

【おススメタイプ】
貧血気味で日頃から冷え症で、手足が冷えて痛み、下腹部痛や腰痛などある方。

【特徴】
血の巡りを良くし、体を温めて症状を改善します。

【効果】
手足の冷えを感じ、下肢が冷えると下肢又は下腹部が痛くなり易いものの次の諸症:しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛。

【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時に服用する。

【成分】
当帰(トウキ)桂皮(ケイヒ)芍薬(シャクヤク)細辛(サイシン)呉茱萸(ゴシュユ)生姜(ショウキョウ)木通(モクツウ)大棗(タイソウ)甘草(カンゾウ)

【アドバイス】
冷飲食は控えましょう。

【現場からの意見】
とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう
処方を見かける頻度は少ないですが、冬場、冷え症の方に出たりします。

下半身の強い冷えに良く効き、しもやけにも有名な処方です。

しもやけは、冷え症や貧血、血の巡りの悪いなどの体質と密接な関係があり、気温の変化や寒冷ストレスで末梢血管の麻痺により引き起こされるといわれます。

この漢方薬は、不足した血を補い、血の巡りを改善し、体を温めて上記の様々な症状を改善してくれます。

当帰芍薬散と比べると、当帰芍薬散ではなかなか軽快しない慢性の冷え症で、患部が強く冷えてつめたい方に用いられたりします。

ただ、甘草が入っており、こちらを取りすぎてしまうと、偽アルドステロン症(低カリウム血症、血圧上昇、浮腫など)を引き起こす可能性があるので、ほかの甘草が入った製剤(芍薬甘草湯など)との併用には注意が必要です。(甘草1日量上限目安7.5g、市販薬では5g)

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