女神散の効能について知っておこう

女神散

【おススメタイプ】
のぼせ、ほてり、肩こりなどがひどく、気が沈み、便秘傾向の方。

【特徴】
エネルギー、血、水分を良く巡らせ、体のバランスを整え症状を改善します。

【効果】
のぼせとめまいのあるものの次の諸症:産前産後の神経症、月経不順、血の道症、不安、動悸、精神不安、不眠、頭痛など

【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時に服用する。

【成分】
当帰(トウキ)川きゅう(センキュウ)香附子(コウブシ)蒼朮(ソウジュツ)桂皮(ケイヒ)黄連(オウレン)黄ごん(オウゴン)人参(ニンジン)檳榔子(ビンロウジ)丁子(チョウジ)木香(モッコウ)甘草(カンゾウ)

【アドバイス】
情緒に負担をなるべくかけないようにしましょう。

【現場からの意見】
にょしんさん
現場での処方はあまり見かけませんが、更年期障害でのぼせやほてりが強い方へ処方されていました。

エネルギーを巡らせ、上がった熱の症状(のぼせ、ほてり、頭痛、鼻血など)を冷まし、改善てくれます。

漢方名の由来は、婦人の血の道に用いて良い効果が得られたので、女神という名が付いたようです。

また、「女神散」は生理不順を改善する処方としても有名です。

めまいでは、原因の一つである余分な水分をとる生薬は少ないため、水毒からくるめまいへの効果は弱いです。

似た処方に、「加味逍遥散」がありますが、「加味逍遥散」はイライラなどが強い人に、「女神散」は精神不安がより酷い人に適しています。

ただ、甘草が入っており、こちらを取りすぎてしまうと、偽アルドステロン症(低カリウム血症、血圧上昇、浮腫など)を引き起こす可能性があるので、ほかの甘草が入った製剤(芍薬甘草湯など)との併用には注意が必要です。(甘草1日量上限目安7.5g、市販薬では5g)

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