香蘇散の効能について知っておきたい事実

香蘇散

【おススメタイプ】
胃腸が弱く、食欲不振で抑うつ傾向がある方。風邪の初期で発熱へ。

【特徴】
胃腸の働きを良くし、エネルギーの巡りを良くし、軽い発汗作用で解熱し症状を改善するマイルドな処方です。精神安定の効果もあります。

【効果】
風邪の初期、悪寒、食欲不振、神経症、頭痛、めまい、耳鳴り、など。

【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時に服用する。

【成分】
香附子(コウブシ)蘇葉(ソヨウ)陳皮(チンピ)甘草(カンゾウ)生姜(ショウキョウ)

【アドバイス】
慢性頭痛がある方は試す価値はあるかもです。情緒に負担をなるべくかけないようにしましょう。

【現場からの意見】
こうそさん
風邪の初期の方や、慢性頭痛の方への処方をたまに見かけます。

葛根湯では強すぎて、桂枝湯では胸がモヤモヤするという方に。

抑うつ状態や風邪症状での巡りが悪くなったエネルギーを発散させて治す処方ですが、エネルギー不足のときは逆に消費してしまうので控えたほうが良いです。

この漢方は、神経性頭痛や習慣性頭痛に良いといわれていて、鎮痛剤が欠かせず連用されている方で、それが無くなった方も少なくありません。

また、魚へのアレルギー蕁麻疹や、精神安定効果もあるのでストレスからくる生理不順などにも使われたりします。

ただ、甘草が入っており、こちらを取りすぎてしまうと、偽アルドステロン症(低カリウム血症、血圧上昇、浮腫など)を引き起こす可能性があるので、ほかの甘草が入った製剤(芍薬甘草湯など)との併用には注意が必要です。(甘草1日量上限目安7.5g、市販薬では5g)

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