甘麦大棗湯【かんばくたいそうとう】うつや抗不安薬の代用として即効性があるのか

甘麦大棗湯

【おススメタイプ】
体力が低下した方で、興奮状態が続き、眠りが浅かったり、ぼんやりしたり、あくびが良く出る方など。

【特徴】
興奮状態をしずめ、症状を改善します。

【効果】
イライラ、憂鬱、不眠、ひきつけ、夜泣き、ヒステリーなど。

【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時に服用する。

【成分】
甘草(カンゾウ)小麦(ショウバク)大棗(タイソウ)

【アドバイス】
情緒への負担をなるべくかけないようにしましょう。

【現場からの意見】

頻度は多くないですが、子供の夜泣きへ、興奮状態が続き、イライラしたり眠れない方、ヒステリーを起こす方への処方をみることがあります。

強い鎮静効果があるので、不安感などが強い時に頓服で使用される方も多いです。

他の漢方薬と併用することもあるかもしれませんが、効果は減弱するのでおススメできません。

また、甘草が入っており、こちらを取りすぎてしまうと、偽アルドステロン症(低カリウム血症、血圧上昇、浮腫など)を引き起こす可能性があるので、ほかの甘草が入った製剤(芍薬甘草湯など)との併用には注意が必要です。(甘草1日量上限目安7.5g、市販薬では5g)

症状を悪化する恐れがあるため、アルドステロン症、ミオパシー(筋肉の疾患)、低カリウム血症の方へは用いることができません。

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