葛根湯加川きゅう辛夷【かっこんとうかせんきゅうしんい】の風邪や花粉症などへの効果と副作用について

葛根湯加川きゅう辛夷

【おススメタイプ】
汗をかきにくい方、首、肩の凝りや鼻づまりがある方。

【特徴】
葛根湯に2つの生薬がプラスされ、鼻づまりを改善します。

【効果】
鼻づまり、蓄膿症など。

【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時にお湯割で服用する。

【成分】
葛根(カッコン)麻黄(マオウ)桂皮(ケイヒ)芍薬(シャクヤク)甘草(カンゾウ)大棗(タイソウ)生姜(ショウキョウ)川きゅう(センキュウ)辛夷(シンイ)

【アドバイス】
お湯割でフ~フ~しながら飲むのがおススメです。

【処方現場からの意見】
かっこんとうかせんきゅうしんい
風邪を引いて、少しの寒気があり、鼻づまりの訴えが強い方に処方されることが多いです。

蓄膿症に出るのは、私はほとんど見たことがありません。

中医学的な観点では、多くの蓄膿症は熱の症状だと思いますが、この漢方は温める漢方薬なので、仮に使用するとしても、短期間でしょう。

慢性蓄膿症でこれを長期使うとなると、人によっては熱の症状がさらに悪化し、別の、のぼせ、ほてりなど出る可能性もあると思います。

また、甘草が入っており、こちらを取りすぎてしまうと、偽アルドステロン症(低カリウム血症、血圧上昇、浮腫など)を引き起こす可能性があるので、ほかの甘草が入った製剤(芍薬甘草湯など)との併用には注意が必要です。(甘草1日量上限目安7.5g、市販薬では5g)

さらに、交感神経興奮作用(心拍数増加、発汗、血圧上昇など)がある麻黄がはいっているので、他に飲んでいるお薬などで交感神経興奮作用のあるお薬との併用に関しては慎重に用いたほうが良いでしょう。

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