五淋散の効能についての正しい知識

五淋散

【おススメタイプ】
体力普通かやや低下した方の慢性的に繰り返したりする尿路炎症で、頻尿、残尿感、排尿痛などある方。

【特徴】
尿路の熱や腫れを取り、痛みを楽にし、尿の出をよくします。

【効果】
頻尿、排尿痛、残尿感

【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時に服用する。

【成分】
黄ごん(オウゴン)茯苓(ブクリョウ)沢瀉(タクシャ)車前子(シャゼンシ)芍薬(シャクヤク)甘草(カンゾウ)地黄(ジオウ)当帰(トウキ)木通(モクツウ)山梔子(サンシシ)滑石(カッセキ)

【アドバイス】
冷飲食は控えましょう。

【現場からの意見】
ごりんさん
現場での処方はそんなに見かけません。尿が出にくく、渋っている状態に使われる漢方薬です。

五淋散の「淋」は淋病の意味ではなく、尿が渋ってポタポタしたたる意味を表しています。

使われている生薬は、水分代謝を良くし、血を補い、内臓の冷えをとり、痛みも緩和してくれます。

具体的には、尿が出にくい、尿の勢いがない、血尿、頻尿、排尿痛、残尿感、尿の濁りなどが使用目標にされています。

ただ、甘草が入っており、こちらを取りすぎてしまうと、偽アルドステロン症(低カリウム血症、血圧上昇、浮腫など)を引き起こす可能性があるので、ほかの甘草が入った製剤(芍薬甘草湯など)との併用には注意が必要です。(甘草1日量上限目安7.5g、市販薬では5g)

また、症状を悪化する恐れがあるため、アルドステロン症、ミオパシー(筋肉の疾患)、低カリウム血症の方へは用いることができません。

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