大黄牡丹皮湯【だいおうぼたんぴとう】はどのような症状に効果や副作用があるのか知っておこう

大黄牡丹皮湯

【おススメタイプ】
下腹部痛があり便秘しやすかったり、生理不順な方。虫垂炎初期。

【特徴】
血液循環を良くし、熱や炎症を押さえ、症状を改善します。

【効果】
生理不順、便秘、右下腹部の疼痛、圧痛、痔、虫垂炎初期など。

【飲み方】
1日2~3回、1回1包を食前または食間(食事と食事の間)の空腹時に服用する。

【成分】
大黄(ダイオウ)牡丹皮(ボタンピ)桃仁(トウニン)冬瓜子(トウガシ)芒硝(ボウショウ)

【アドバイス】
体を冷ます漢方薬です。

【処方現場からの意見】
だいおうぼたんぴとう
血の巡りが悪く、便秘症の方への処方を見かけます。

この症状のかたは、熱の悪いエネルギーが腸にたまり、良いエネルギーや血の巡りが阻害されています。

また、その過程で、赤み痛みの強い炎症や塊ができることがあります(下半身の炎症症状)。

この漢方薬は、その熱を冷やし、血の巡りを良くし、便通をよくすることでそのような様々な症状を改善します。

また、現在、急性虫垂炎は西洋医学で積極的な内科治療法が無いため、手術をして取り除くことがほとんどだと思います。

しかし、この漢方薬は、急性虫垂炎の初期なら効果が期待できます。(激症の壊疽性虫垂炎や化膿性腹膜炎まで進んでいたら使用できません)

このことを良くご存知の医師はこの漢方薬で、虫垂炎初期の多くを手術せずに治されている方もいらっしゃいます。

ただ、外科的手術の選択も大切なのは忘れないほうが良いと思います。

また、生薬に大黄(子宮収縮作用や骨盤内臓器の血の流れよくする)が入っており、妊娠中の方は使用しないほうが望ましくあります。(早期流産の可能性)

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