インスリンの作用を強める薬を徹底解説

インスリンの作用を強める薬

インスリンが分泌されても、うまく働かないと、血中のブドウ糖濃度がさがりません。これをうまく働かせ、各臓器へ取り込み、高血糖を改善するお薬です。

1.ビグアナイド(BG)薬※肝臓、筋肉、小腸
私の現場では、非常に良く処方されています。使用錠数ではダントツに一番多いです。
肝臓で糖を作る働きを抑え、筋肉での糖の取り込みを促進し、小腸では糖吸収抑制によって血糖値を下げます。
食欲を抑える効果もあります。服用は1日2~3回食後です。
これ単独の治療では低血糖は起こりにくいですが、乳酸アシドーシス(腹痛、嘔吐、昏睡状態、ショック状態、全身痙攣など)は最も注意すべき副作用と言われています。(約10~20人/10万人)

【薬剤例(カッコ内は成分名)】
メトグルコ(メトホルミン)
グリコラン(メトホルミン)

2.チアゾリジン薬※肝臓、筋肉、脂肪
私の現場では、処方される頻度はさほど多くはありません。
肝臓で糖を作る働きを抑え、筋肉や脂肪での糖の取り込みを促進し消費をさせ、高血糖を改善するお薬です。
服用は1日1回食前または食後です。
これ単独の治療では低血糖は起こりにくいですが、水やナトリウムが溜まりやすく体重が増加しやすいです。(特に女性が多い)
また、心機能低下の方は心不全の進行が認められ、心不全や心不全になったことのある患者には禁忌となっています。

【薬剤例(カッコ内は成分名)】
アクトス(ピオグリタゾン)

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